自転車で通勤している人も多く、手軽にできるダイエット。
自転車を漕ぐことで筋肉が付き、太ももが太くなるかもと心配する人もいますよね?
今回は自転車で脚痩せに効果的な漕ぎ方、注意点についてご紹介します♡
自転車で太ももが太くなる?
確かに自転車で太ももが太くなる場合があります。
筋肉は大きな負荷がかかると少し破壊され、それを修復する時により強い筋肉を作ろうとします。
これが筋肉肥大のメカニズムで、これを繰り返す事によって、筋肉太りが起こります。
自転車の場合、それほど大きな負荷が掛かることはないと思いがちですが、漕ぎ始めの一踏みや坂道を登るときには大きな負荷がかかります。
そのため、変速やのない自転車を使っている方や、坂道や信号が多い場所で自転車に乗る方は知らず知らずの内に太ももを太くしてしまっているかも知れません。
足のつま先で漕ぐ癖がある人は要注意です!
つま先で漕ぐと、太ももとふくらはぎに強い刺激が入り、筋肉が肥大してしまいます。
負荷が掛かりにくいと思われる、ゆっくりした漕ぎ方も、実は筋肉肥大の原因になりえます。
ゆっくり漕ぐと筋肉の収縮時間は長くなり、筋肉内の血流は制限されます。
すると、筋肉内に乳酸や水素イオンなどの代謝物が蓄積、これらの代謝物が筋肥大の原因となる成長ホルモンや男性ホルモンの分泌を促すのです。
つまり、同じ消費カロリーでも、重めの負荷でゆっくり回転させる漕ぎ方では軽めの負荷で早く回転させて漕いだ場合に比べ、筋肉が肥大しやすくなり、太ももが太くなる可能性があると言われています。
太ももを太くしない漕ぎ方とは?
◆かかとを意識して漕ぐ
かかとでペダルを踏み込むと、足よりもお尻に負荷が掛かるようになり、シェイプアップに繋がります。
◆股関節を伸ばすイメージをする
ペダルを踏むときは、ひざではなく股関節を伸ばすイメージを持つようにしてください。
ひざを伸ばすための筋肉は太ももの前面の筋肉なので、ひざで漕いでいると太ももが太くなりやすくなるので、ペダルは前下に押すよりも、後ろに引き上げるように漕ぐように、お尻の筋肉や太ももの裏側の筋肉を使っている意識をしてください。
◆ももを自力で持ち上げる
ペダルを下まで踏み終えたあとは、惰性に任せるのではなく、ももを自力で持ち上げましょう。
すると、腰の奥にある骨盤と太ももの骨をつなぐ大腰筋という筋肉が働きます。
この大腰筋を鍛えることで、腰の反りが安定し、また、自転車を漕ぐのも楽になってきます。
ジムでエアロバイクや自転車に乗る場合は負荷を軽くして、高回転で長時間乗るようにすると、筋肉が肥大することなく脂肪が燃焼されるのでオススメです。
健康的に美しくダイエットするためにも漕ぎ方を意識して自転車ダイエットを楽しみましょう♡