暑い日は冷たい氷の入った飲み物を多く摂るだけでなく、氷もガリガリ食べていませんか?
日常的に無性に氷が食べたい!と思う人は要注意!もしかしたら鉄分が不足からきている「氷食症」かも知れません!
今回は氷食症についてご紹介します!
アナタは大丈夫?氷食症チェック
以下のような症状がある方は要注意!
氷食症の具体的な症状とは一体どのようなものなのでしょうか?
□ 1日に製氷皿、1皿以上の氷を食べる。
□ 体の冷えを感じても、氷を食べるのをやめられない。
□ 口の中がずっと渇いている。(ドライマウス)
□ めまいを感じる、顔色がすぐれない。
□ 休養しても疲れが完全に取れない。
□ 夜はなかなか眠れず、朝も寝起きが悪い。
□ 胃腸が冷えて不調になる。
□ 硬い氷を噛み続け、あごに痛みを感じる。
氷食症は、氷をやたらと食べたくなるという『異食症』の一種です。
とくに若い女性や妊婦の方が陥りやすいと言われています。
特に氷を1日に大量に食べるという人は氷食症を疑ってみた方がいいかも知れません。
体の鉄分バランスが悪い?
氷食症の原因は、まだハッキリと解明されていませんが、鉄分不足が大きな原因の一つといわれています。
鉄分が不足すると体温は上昇し、自分の体を冷やそうと無意識のうちに氷を口にしてしまうことがあるようです。
女性の場合、月経があるので血液の浄化をしています、しかしそれがゆえに造血が追い付かない場合も結構あるのです。
そのため、多くの女性が鉄分が足りていないといえます。
血液はいろいろな仕事をしていますが、大事なのは赤血球が酸素を全身に運ぶこと。
赤血球の中に含まれるヘモグロビンと酸素が結びついて運ばれるのですが、ヘモグロビンを作るのに鉄分が必要なのです。
でも、鉄分が足りないとヘモグロビンが作られず、酸素の供給も減ってしまって、貧血を引き起こすというわけなのです。
どうして鉄分が足りなくなるの?
鉄分が足りなくなるのは、いくつか理由がありますが代表的なのは、過度なダイエットや偏食、バランスの悪い食事による栄養不足だと言われています。
女性は子宮筋腫などがあって月経血の排泄が多くなり鉄分不足、また妊娠中や授乳中も子供への栄養補給で鉄分不足など女性は誰でも鉄分不足になる可能性があるのです。
貧血までいかなくても、鉄分が足りないとフラッと立ち眩みのような状態になることも少なくありません。
また、生理の時には疲れやすくパワーが出なかったりする人は要注意です。
放っておくと隠れ貧血から貧血への道へとまっしぐらです!
貧血の人は下まぶたを開いてみると、白っぽくなっています。
ここは健康であればピンクなはずです。
危険信号を察知できたら、早い段階で病院で診察を受けて、健康状態を確認しましょう。
日頃からバランスの良い食事、質の高い睡眠を取って、足りない栄養素はサプリメントなどで補い、貧血とは無縁の生活を目指しましょう!