ダイエットで食事制限をする人は多いですよね。
そのために栄養不良になってしまいお肌のトラブルが発生する可能性も…
ダイエットに関するお肌の悩みのひとつに、皮膚のたるみ。
肥満の状態がある程度長いとせっかくスタイルの向上を目指してダイエットをしても、肥満時に伸びてしまった皮膚のたるみがなかなか元に戻らない事があります。
皮膚がたるむ原因
皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」という3層からできており、さらにその下に脂肪と筋肉があります。自分の手で皮膚を引っ張るとわかりますがもともと皮膚には伸縮性があります。
伸縮性があるから伸びたり縮んだりするのですが、肥満体型の期間が長いと皮膚が伸びきってしまい、中身の脂肪が減っても皮膚が縮まずにたるんでしまいます。
ある程度の日数をかけてダイエットを行った場合には皮膚のたるみはでにくいのですが、急激な体重減少によるダイエットを行った場合はこの様な揺れるたるみが現れる可能性が大きくなります。
急激に痩せた人に多く見られる皮膚のたるみですが、この皮膚は太ったときに増える皮下脂肪。ダイエットで大切なのは、体重を減らすことよりも体脂肪を減らすことなのです。
1度たるんだ皮膚はもう戻らない?
大きなたるみが生じてしまうと、切除手術でないと解消できないこともあります。
ただ、ある程度のたるみであれば自分でケアできることもあります。
その方法の一つが、たるみを改善する体操。仰向けに寝ころんだ状態になったら両手で両ヒザを抱えて、胸に引き寄せましょう。そしてゆっくりと足を戻すということを繰り返せば、お腹のたるみを解消していけるはず。
また、たるみ解消には新陳代謝を促すことも有効です。保湿クリームなどを塗って、肌のターンオーバーを促しましょう。それ以外にもマッサージで血流を活発にすることも効果的です。たるみに悩まされている人はぜひ試してみてくださいね。
ダイエットをしてせっかく痩せても皮がたるみっぱなしであれば、肌を露出することも水着を着ることもできませんよね。
伸びきった皮膚をしっかり元に戻してこそダイエットが成功したといえますよね!