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他人事ではすまないかも!「危機的な状況」20〜40代女性で梅毒が大流行

ほとんどの人が性感染症にかかる可能性について「自分は大丈夫」と思っているのではないでしょうか?
ところが2012年頃から、若い世代、特に女性の間で感染が増えている「梅毒」という病気を知っていますか?

梅毒」は「梅毒トレポネーマ」という細菌に主に性的接触によって感染し、「しこり」や「ただれ」などの症状が出るほか、妊婦の場合、流産や死産のおそれがあります。国立感染症研究所によりますと、2017年12月27日までに報告された患者の数は4077人で、2011年の827人からおよそ5倍に急増したことがわかっています。

都道府県別では東京が最も多く、次いで、大阪、神奈川となっています。

この機会に、梅毒とはどんな病気で、予防のためにはどんなことに気をつければいいか知っておきましょう。

梅毒の感染原因

梅毒は古来より日本ではメジャーな感染症ですが、1940年代にペニシリンの開発がなされてから、梅毒の患者は一気に減少しました。

性行為(セックス、アナルセックス、オーラルセックス)によって感染します。口に梅毒の病変部分がある場合は、キスでも感染します。妊婦が感染していた場合には母子感染もあります。

昔は潜伏期後に顔に腫瘍ができたり、治療ができず死に至る病として恐れられていましたが、現在では早期発見、治療をすれば通常1月程度で完治します。
ただし、放置をすることにより悪化、治癒までに長期化するケースもあります。

梅毒の症状

感染すると、約3週間後には感染個所にしこりが現れますが痛みがないのでそのままやり過ごしていると、約3カ月後に全身にピンクの発疹が現れます。

ただこれらは自然に無くなり、その後は潜伏期に入ります。

潜伏期には自身で梅毒に気づくことは難しくそのまま治療をせずに放置してしまうと、3年を経過したころから全身の臓器に腫瘍が現れ、心臓、血管、神経、脳にまで障害が出ることもあります。場合によっては死に至ることもある危険な病気です。

しかし現代では治療方法が確立されていて数週間ほど合成ペニシリンをのみ続けて病原体を死滅させるだけです。

予防はコンドームで全て解決?

性感染症の対策として最も簡単で効果的な予防法は、コンドームを着用することです。
しかしコンドームで覆われていない部分の傷から感染することもあるので、確実に感染しないわけではありません。

また性器以外の病変部との接触で感染することもあるので、コンドームをしたからといって安全だと思い込まないようにしましょう。

また、不特定多数の人と性交渉をおこなうと梅毒に感染する危険性が高くなります。
もし自分やパートナーに梅毒が疑われる場合はパートナーも一緒に治療しないと意味がありません。

性行為を控え、早めに病院に行って一緒に治療を受けてください。

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