身体の内側からムダ毛を薄くすることもできることをご存知ですか?
人によって、体毛、ムダ毛の濃い、薄いの個人差がありますよね。
これは、遺伝の要素が強いと言われているので、ある程度は仕方のないものです。
毛深さにはホルモンバランスが大いに関係しており、ムダ毛が濃い、ということは、男性ホルモンが多いとも言えます。両わきや手足にムダ毛が多いと、夏にいちいちチェックし、処理しなければならないので大変ですが、食生活を見なおしてムダ毛を改善する方法も、実はあるんです。
食べたらすぐに薄くなるわけではないので、長期で続けなければなりませんが、食べ物で抑毛出来ればこれほど便利なことはありませんよね。
肉類、塩分はムダ毛を濃くする
動物性タンパク質は、摂取することで男性ホルモンの分泌を促すと言われており、指の毛、スネ毛、胸毛、わき毛などの体毛、ムダ毛を濃くする原因になります。
塩分や、肉類を摂取することにより、体内に毒素が貯まり、酸性体質に傾きます。人の理想の体質は弱アルカリ性なので、それに近づけるために毒素を排出しようとしますが、それは毛や毛穴からも排出されます。排出量が多くなるほど毛穴が大きくなっていき、毛が濃くなっていきますので塩分や肉類のとりすぎには注意してください。
しかし、動物性タンパク質は体に必要な栄養素でもあるため、バランス良く摂取することを心掛けましょう。
まだあるムダ毛を濃くする食べ物
にんにく、にら、長ネギの食べすぎもムダ毛が濃くなる原因。これらに含まれる成分のアリシンが男性ホルモンの働きを高めます。男性ホルモンの生成に欠かせない亜鉛を多く含む牡蠣もよくないといわれています。
女性ホルモンはムダ毛を薄くする作用で知られていますが、その女性ホルモンの分泌を抑えることからブロッコリーやカリフラワーもムダ毛を濃くする食べ物です。
ブロッコリーは女性ホルモンの体内レベルを半分にすることが知られているので、食べ過ぎには注意しましょう。
もちろん、これらの食べ物を一切食べるなというわけではありません。
何度もいいますが食事は栄養バランスよく適量が基本です。
『GI値』の低い製品でムダ毛の生えにくい身体作り
『GI値』とは食品の血糖値の上昇する度合いを数値化したものです。
GI値が高い食品を摂ると血糖値が上昇し、血糖値を下げるために『インスリン』というホルモンが分泌されます。インスリンは、分泌されるときに男性ホルモンの分泌も促してしまいます。その結果、男性ホルモンの働きでムダ毛が濃くなってしまいます。
GI値が低い食品を多くとっていれば、インスリンの分泌を抑制することにつながります。男性ホルモンの分泌の抑制ということにもなるので、GI値の低い食品はムダ毛を濃くする原因を取り除くことができます。
GI値の低い食品の代表例は、ひじき、ほうれん草、青魚などがあるので、日本食ではおなじみの食品が多いです。
大豆製品とGI値の低い食品が同時にたくさん摂れるので、日本食がムダ毛を薄くするのに効果的といわれています。
GI値の高い食品は炭水化物を多く含む物や、糖度の高いものが多くなっています。手軽に食べられる菓子パンや、イモ類、砂糖は要注意です。日頃忙しいからとつい手をのばしてしまいがちな食品ですが、ムダ毛を増やす原因になっているかもしれませんね。
食事はバランスよく適量を
食べ物は身体を作るといいます。
血や筋肉といった体の基本的な部分はもちろん、髪や肌なども食べ物の影響を大きく受けています。
ムダ毛を抑制する効果のある食べ物は、いい換えると身体の調子を整えてくれる食べ物といえます。
ぜひ抑毛効果のある食べ物を上手に取り入れて、効果的な脱毛を目指してくださいね。