顔にできるニキビと違って背中ニキビは見えにくい。
せっかくオシャレしても背中ニキビがあるとがっかりしませんか?
背中ニキビの原因と治し方について今回はご紹介します♡
背中ニキビの原因とは?
背中のニキビはいくつかの原因が組み合わさって発生します。
ストレス
ストレスには「心理的ストレス」と「物理的ストレス」の2種類があり、どちらもニキビを引き起こしてしまう原因となります。
ストレスで自律神経のバランスが乱れ、体内の男性ホルモンの感受性が高まり、皮脂が過剰分泌してしまうことによって、毛穴が詰まりニキビを引き起こしてしまうのです。
遺伝
毛穴が詰まりやすい人、皮脂分泌が多い人など、元からニキビになりやすい「肌質=遺伝」の人はいます。
ただ、肌質は遺伝に関係している部分はあるものの、その影響は100%ではなく、日頃の生活習慣やスキンケアを改善することで変えていくことが可能です。
睡眠不足
肌には睡眠中にその日のダメージを癒し、徐々に生まれ変わっていくターンオーバーという機能があります。
睡眠不足でその機能が上手く働かなくなると、肌の状態が悪くなり、ニキビができやすくなってしまうのです。
背中ニキビの治し方とは?
軽度の背中ニキビであれば、生活習慣を改善してスキンケアを怠らなければ、徐々に改善していくでしょう。
飲み薬や塗り薬、漢方を使ってニキビを抑えることもできます。
毛穴詰まりを改善するタイプや肌を柔らかくして汚れを吸い出すタイプ、炎症を抑えるタイプなど薬の種類も様々で
すので薬局の薬剤師さんに相談をしてみてください。
薬や漢方はあくまで「ニキビ治療のサポート」として補助的な役割で活用するようにしてください。
一番効果的なのが生活習慣の改善、スキンケアです。
背中ニキビの予防法とは?
背中ニキビは“できてから治す”よりも“日頃からできないように気をつける”ことが大切です。
お風呂の入り方を工夫する
●髪の毛は前に下して洗う
髪を洗うときに、髪を後ろに垂らしているとどうしても背中の毛穴にシャンプーやリンスが詰まってしまうことがあります。髪は前に下して洗うようにしましょう。
●肌は優しく洗う
垢すりタオルを使って古い角質を落とす洗い方は炎症を起こしている赤いタイプのニキビには逆効果です、肌を傷つけないように手で優しく洗いましょう。
●温度は38~39度で
お湯の温度が高すぎると交感神経が刺激されて、体が興奮してしまいます。
38~39度ぐらいの適温で体をリラックスさせることによって、肌の調子を左右する自律神経のバランスを整えることができるでしょう。
お風呂上りには背中も化粧水でケアをしてあげてください。
それから食事からも美容効果のある栄養素を積極的に摂るようにしましょう。
ビタミンB群:レバー類、にんにく、マグロ、ゴマ、卵黄など
ビタミンC:ブロッコリー、水菜、パプリカ、柑橘類など
ビタミンE:レバー類、魚肉ソーセージなど
背中にできるニキビは顔にできるニキビと同じく、ストレスや遺伝、生活習慣の乱れが原因で発生しています。
自宅でのセルフケアでも効果がない場合はクリニックを受診して適切な治療を受けるようにしましょう。
背中ニキビは生活習慣を改善しなければ、根治治療はできません。
日頃から入浴方法に気をつけ、栄養バランスの取れた食事を心掛けるようにしましょう。