気温や環境が急激に変化する季節の変わり目、予期せぬ肌トラブルに見舞われ、戸惑っている人もいるのではないでしょうか?
もしかしたら“ゆらぎ肌”かも知れません!
今回は“ゆらぎ肌”の原因と対策についてご紹介します♡
ゆらぎ肌とは?
ゆらぎ肌とは、外部環境の変化や精神的ストレスにより、急にニキビができたり、乾燥したりと、肌が敏感になってしまうことです。
特に花粉量や紫外線が増加したり、寒暖差が激しくなる春先は症状が現れる人が多いといわれています。
ゆらぎ肌の主な原因
ゆらぎ肌の原因は季節により違いますが、春先の肌トラブルはなぜ起こるのかまとめてみました。
空気の乾燥
乾燥といえば冬のイメージがあると思いますが、実は春も乾燥度合いは冬と同じレベル!
きちんと保湿対策が必要なのです。
昼夜の寒暖差
春先はまだ冬の寒さも残っており、朝夕が寒いのに昼間は暖かく、一日の寒暖差が極端です。
晴れの日と雨やくもりの日でも気温差が激しいので肌に対する負担が大きくなってしまいます。
紫外線の増加
春の陽射しは夏ほど激しくなく、ぽかぽかと気持ちが良いですが、実はシミやたるみの原因になる紫外線A派は春が一番多いといわれています。
紫外線対策を怠っていると、肌トラブルに繋がってしまうので要注意です。
花粉など外部刺激の増加
春は植物の花粉や大陸からの黄砂、PM2.5や埃など、風に乗ってアレルギー物質が運ばれてきます。
その刺激により、肌の表面もアレルギー症状を引き起こす場合があります。
環境の変化によるストレス
春は就職や進学、人事異動など環境の変化が著しい時期でもありますね。
慣れない環境の変化によるストレスが原因で肌トラブルが起こる場合があります。
自律神経やホルモンバランスの乱れ
気温や環境の変化は、体の様々な機能をコントロールする、自律神経やホルモンバランスを乱す場合があります。
また生理前後もホルモンバランスが乱れるため、肌トラブルが起こることがあります。
ゆらぎ肌の症状・敏感肌との違い
ゆらぎ肌による肌トラブルは、敏感肌の症状と非常に似ています。
2つの違いはどんなものでしょうか?
・ニキビができる
・いつもの化粧品が刺激になる
・かゆみを感じたり、ピリピリしたりする
・乾燥がひどい
・肌がべたつく
・肌がくすんでいる
症状は敏感肌に似ていますが、ゆらぎ肌の特徴としては、あくまで環境変化やストレスなどによる、一時的なトラブルだと言われています。
スキンケア方法や生活習慣を改善しても症状が緩和されなかったり、季節が落ち着てきても症状が長引くようであれば治療が必要な敏感肌かも知れません。
敏感肌が気になるようでしたら皮膚科のお医者さんに相談をしてみましょう。
ゆらぎ肌の症状改善方法とは?
刺激に弱くなっている状態のゆらぎ肌ですが、症状を緩和するのに有効的な方法をまとめてみましたので参考にしてみてくださいね。
●洗顔は優しく
1日メイクをした顔はゴシゴシと洗いたくなってしまいますが、ゴシゴシは禁物です。
肌の潤い成分が逃げないよう、皮脂や埃だけを落とすつもりで手早く洗い、拭くときもタオルで軽く押さえるようにしましょう。
水よりもぬるま湯で洗った方が肌への刺激が少なくて済みます。
●保湿
肌のバリア機能を回復させるためには保湿が一番です。
化粧水を普段よりも多くつけて、肌にしっかりと水分が行き渡るようにしましょう。
化粧水がしっかりなじんだ後は潤いを閉じ込めるため、乳液やクリームで蓋をします。
乾燥が気になる部分には重ねぬりなどをして補ってあげましょう。
●外出の際は紫外線対策
3月から7月にかけて、紫外線量は急激に上昇していきます。
そのためにも春先からしっかり紫外線対策を行う必要があります。
日焼け止めを選ぶ際、SPFが高い方が紫外線を遮断する効果が高いと思いがちですが、日常の外出ならSPF値は20~30で充分と言われています。
あまり値のものは肌への刺激が強くなってしまう可能性があります。
他にも食事でビタミンを多く摂るようにしたり、マスクで花粉や黄砂からの外部刺激を抑えたり、質のよい睡眠を取ることで肌質の改善に繋がります。
今一度、スキンケアや生活習慣を見直して肌に良い生活を心掛けましょう!