天高く馬肥ゆる秋なんて言いますが、「肥ゆる」のはなにも馬だけじゃありません。私たち人間にとっても、秋はとても太りやすい季節なんです。
でも、せっかく食べ物が美味しい季節なのに、我慢しなきゃいけないのはツラいですよね。
そこで今日は、秋太りを防止するための簡単にできる方法をご紹介します。
なんで秋は太りやすい季節なの?
具体的な対策の前に、まずは、秋が太りやすい原因を知っておきましょう。
秋が太りやすい原因は、簡単に言うと夏の反動です。
夏が終わり涼しくなってくると、猛暑で落ちていた食欲が復活し、不足していた栄養を身体が欲するようになります。
猛暑でも食欲は普通にあったという人もいるかもしれませんが、そういう人も油断は禁物。
秋は夏に比べて日が短くなるので、セロトニンという神経伝達物資の量が減ります。
セロトニンが減ると満腹中枢が機能しなくなってしまうので、いくら食べても満腹感を得る事が難しくなってしまうんです。
なので、食欲の抑制が効かず、普段より多く食べ過ぎてしまいがちに・・・
そうならないためにも、このセロトニンを元に戻していくことが重要になってきますね。
セロトニンはどうやって増やせばいいの?
セロトニンを活性化させる方法はいくつかありますが、ここでは簡単にできるものをご紹介します。
◆太陽の光を浴びる
太陽の光は、セロトニン神経を活性化させるスイッチを入れてくれます。
光を浴び続ける時間は5~10分程度で構わないので、できるだけ太陽の光を浴びる機会を日常生活の中に増やしていきましょう。この時、外の直射日光に限らず室内でも大丈夫です。
◆よく噛んで食べる
自転車こぎ、ウォーキングなど、一定のリズムを刻む運動はセロトニンを増強させます。
いくつかあるリズム運動の中で、一番オススメしたいのは「よく噛む」こと。
噛むことが運動なの?と思うかもしれませんが、咀嚼は立派なリズム運動です。
よく噛むことで、胃腸の働きを助けて消化を良くしたり、小顔やダイエットにも効果があるので、日頃から意識して行うようにしてみてください。
◆グルーミング・スキンシップ
グルーミングとは、動物が個々やお互いの毛づくろいなどを行う触れ合い行為のことです。
人間で言うならば、恋人同士のスキンシップ、家族や友人とのおしゃべりやマッサージなどの触れ合いがそれにあたります。
このグルーミング・スキンシップを行うことでも、セロトニンは増えていきます。
また、ストレス緩和にも繋がるので、機会があれば積極的にスキンシップをとっていくと良いでしょう。
体のラインが出やすい服で自己チェックを
いかがでしたか?毎年、秋太りに悩ませるという方は、ぜひご紹介したセロトニン増強法を試してみてください。
あとは、意識の問題です。涼しくなってくると、暑かった頃に比べて肌の露出は減ってくるので、体型に対する意識が低くなりがち。
なので、あえて体のラインが出る服を着る事で、体型維持のモチベーションを保つようにしましょう。